小林 実佐子先生からのメッセージ
 大きな声で歌う事って、とても楽しく、気持ちのいい事ですよね。けれども、なかなかどうして、そのように気持ちのよく歌えないのも実際です。「声楽」って聞くと、難しそうに聞こえますが、「声」を自由に使えるように練習して、音楽を楽しむ事と考えてみてください。ぐーんと「声楽」が身近な存在になりませんか?
「声」という楽器は、この世にたった1つだけの宝物です! この「楽器」の素晴らしいところと、むずかしいところは、“一人ひとり違う”という事です。
私は、まず、一人ひとりの「声」の“良いところ”をしっかり聞きたいと思っています。“良いところ”伸ばしながら、その良い声を“邪魔をしている何かを取り除く作業”を一緒にやっていくのが、ボイストレーナーとしての私の役目です。
レッスンでは必ず、10分程度の「発声」に取り組む時間を設けています。「発声」ってあまりおもしろくもなく、指導を受けていても「???」という感想も持つかもしれませんが、必ず、少しずつ少しずつ変っていきます。「あ、声を出すのが楽になってきた」と感じたら、それが効果の表れです。
この“ちょっとずつ”を私は大事にしたいと、強く思っています。そして、ちょっとずつ、「こんな歌い方もある」「こんな声の使い方もある」「こんな風に工夫するとこの音楽がこう違ってくる」など、「声楽」の奥深さというのか、おもしろさもお伝えしたいです。
オペラを観て、ミュージカルを観て「私もあんなふうに歌えたらいいな」、または、
合唱団等に所属していて、「もっと自由に声が出て歌えたらいいな」、もっとシンプルに「歌が好き。もっと歌いたいな。」そんな風に思ったら、ぜひ、一緒に、その素晴らしい「楽器」を磨いて、音楽を楽しみましょう!